離乳食初期には卵黄から始めるのがポイントです。 卵黄には脳の発達に欠かせないDHAやコリンが含まれており、赤ちゃんの成長をしっかりサポートします。

1週間後には小さじ1/2程度、2週間後には小さじ1程度と段階的に増やしていくのが安心です。

調理のポイント

調理方法は必ず完全に火を通すことが基本です。卵は20分程度しっかり茹でて固ゆで卵にしてから卵黄だけを取り出します。取り出した卵黄は裏ごしして、お湯やだし汁で伸ばすと赤ちゃんが食べやすくなりますよ。

卵黄がゆは初期の定番メニューです。10倍がゆに裏ごしした卵黄を混ぜるだけで簡単に作れます。もし様子がおかしいと感じたら、すぐに医師に相談することを忘れないでくださいね。

離乳食中期になると、いよいよ卵白デビューの時期です。 卵白にはアレルギーを引き起こす可能性があるタンパク質が含まれているため、特に慎重に進めることが重要です。

卵黄に問題がなかった場合でも、卵白は別物と考えて少量から始めましょう。 卵白の開始は生後7ヶ月頃が目安ですが、赤ちゃんの様子によって調整してください。

この時期はまだ歯が少なく咀嚼力も弱いため、卵料理は細かくして滑らかな食感にすることがポイントです。 卵は質の良いものを選ぶことも大切で、平飼い卵なら抗生物質や添加物の心配が少なく安心して赤ちゃんに与えることができます。

離乳食後期になると、卵料理のバリエーションが広がります。 この時期の赤ちゃんは徐々に大人の食事に近づいていく段階で、一回の食事で全卵1/2個程度まで量を増やせるようになります。

調理法も工夫して、赤ちゃんが飽きずに楽しく食べられるメニューを取り入れていきましょう。

この時期はアレルギー反応が出にくくなる傾向がありますが、引き続き様子を見ながら進めることが大切です。 卵を使った料理は冷凍保存も可能なので、忙しい日の為に作り置きしておくと便利ですよ。

離乳食完了期になると、ほぼ大人と同じような食事形態に移行していきます。 この時期は自分で食べる意欲も高まり、手づかみ食べが盛んになります。 卵を使った手づかみ食べメニューは、栄養価が高く形も整えやすいので完了期の赤ちゃんにぴったりです。

この時期は自分で食べる楽しさを覚える大切な時期です。 多少こぼしても温かく見守り、食事を楽しむ習慣をつけましょう。 また、卵は時間が経つと風味が落ちるので、できるだけ新鮮なものを選ぶことが大切です。

質の良い卵を日々の食事に取り入れることで、お子さんの健やかな成長をしっかりとサポートしていきましょう。

卵を初めて赤ちゃんに与える際は、細心の注意が必要です。 アレルギー症状に迅速に対応できるよう、医療機関が開いている平日の午前中に試すのがベストです。

初めて与えた日は他の新しい食材は与えず、卵だけの反応を確認するのがポイントです。 赤ちゃんに与えたあとは、30分〜2時間ほど様子を観察しましょう。 この時間帯にアレルギー症状が現れることが多いですね。

何も症状が出なければ、翌日も同じ量を試し、3日ほど継続して問題なければ徐々に量を増やしていきます。

卵アレルギーの症状は、軽度から重度まで様々です。 初期症状を見逃さないよう、以下の兆候に注意して観察しましょう。

最も重篤な反応としてアナフィラキシーショックがあり、これは複数の症状が同時に現れ、呼吸困難や血圧低下を伴う危険な状態です。

症状が出た場合、すぐに卵の摂取を中止し、症状に応じた対応をとります。 軽度の症状でも、初めての場合は念のため小児科を受診しましょう。

卵アレルギーのリスクを最小限に抑えるためのポイントをいくつかご紹介します。

卵黄がゆは離乳食初期から取り入れられる基本的なメニューです。 固ゆでした卵から卵黄のみを取り出し、裏ごししてから10倍がゆに混ぜるだけで簡単に作れます。

最初は耳かけ1杯程度の卵黄から始め、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に量を増やしていきましょう。

卵黄がゆの基本レシピをマスターしたら、さまざまな食材と組み合わせてアレンジすることができます。 野菜と組み合わせれば栄養バランスがさらに向上します。

離乳食が進み、卵白も食べられるようになったら、ふわふわとした食感の卵料理に挑戦してみましょう。 赤ちゃんは特に食感に敏感なので、ふわふわ食感の卵料理は喜んで食べてくれることが多いんですよ。

離乳食中期（7〜8ヶ月）から後期（9〜11ヶ月）にかけておすすめのふわふわ卵レシピをいくつかご紹介します。

卵はタンパク質だけでなく、脳の発達に必要なDHAも含まれているので、成長期の赤ちゃんにぴったりの食材なんですよ。

卵は他の食材との相性が抜群で、組み合わせることでさらに栄養バランスが向上します。 特に野菜や魚、豆腐などと合わせると、タンパク質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取できる栄養満点の離乳食になります。

月齢に合わせた栄養満点の卵レシピをいくつかご紹介します。

材料

作り方

1. ブロッコリーを柔らかく茹で、細かく刻みます
2. 卵を溶き、ブロッコリーと粉チーズを混ぜます
3. 油をひいたフライパンで両面を焼きます
4. 食べやすい大きさにカットして完成です

材料

作り方

1. 絹豆腐を食べやすい大きさに切ります
2. だし汁で豆腐を温めます
3. 溶き卵を回し入れ、とろみがつくまで煮ます
4. 仕上げに少量の醤油で味を調えます

材料

作り方

1. かぼちゃを柔らかく茹でてつぶします
2. 全卵を溶き、牛乳と砂糖を加えて混ぜます
3. かぼちゃと卵液を合わせてこします
4. 耐熱容器に入れてラップをし、600Wの電子レンジで2分ほど加熱します
5. 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成

離乳食で卵は基本的に毎日あげても問題ありません。卵は「完全栄養食品」と呼ばれるほど栄養バランスに優れており、良質なたんぱく質やビタミン、鉄分など赤ちゃんの成長に必要な栄養素がたくさん含まれています。

特に平飼い卵は安全性が高く、毎日の離乳食に最適です。ただし、月齢に合わせた量と調理法を守り、他の食材もバランスよく取り入れることが大切です。

卵アレルギーの症状は、軽度から重度まで様々です。主な症状として、唇や口の周りの赤み・腫れ、全身の発疹・じんましん、顔や体のかゆみなどの皮膚症状、嘔吐や下痢などの消化器症状、くしゃみ・鼻水・咳込みなどの呼吸器症状があります。

初めて卵を与える際は平日の午前中（医療機関が開いている時間）に試し、30分〜2時間ほど様子を観察しましょう。症状が出た場合はすぐに卵の摂取を中止し、症状に応じて医療機関を受診してください。

離乳食での卵の開始時期は、卵黄は離乳食初期（生後5〜6か月）から、卵白は離乳食中期（生後7〜8か月）からが目安です。卵黄から始めるのは、卵白に比べてアレルギーを引き起こしにくいためです。

最初は耳かき1杯程度の極少量から始め、アレルギー反応がないか確認しながら徐々に量を増やしていきましょう。平飼い卵なら安全性が高く、赤ちゃんの初めての卵としても安心です。

離乳食の卵は必ず完全に火を通すことが基本です。生卵や半熟卵はサルモネラ菌などの食中毒リスクがあるだけでなく、アレルギー反応も強く出やすいため避けましょう。

固ゆで卵なら沸騰してから15〜20分ほど茹でると、中心まで完全に火が通ります。月齢別の調理ポイントとしては、初期では卵黄のみを使い裏ごしする、中期になると卵白も少しずつ与え始める、後期ではふわふわ卵やかきたま汁などバリエーションを増やしていくことが大切です。

絆養鶏場の平飼い卵は、初回限定500円のお試しパック（6個入り）から始められます。 公式サイトからオンラインで簡単に注文でき、送料込みでお届けします。

継続して購入する場合は、定期購入がおすすめです。30個入り3,200円または60個入り4,980円の2つのプランがあり、どちらも送料無料で、曜日・時間指定が可能です。 また、いつでも簡単に解約でき、手続きは1分程度で完了します。